インプロ部 vol.21 ふりかえり

久しぶりにブログ担当が回ってきました。もちおです。
ホームページを始めた頃はこれを毎回書いていたと思うと、分担してくれる仲間がいることのありがたさを感じますね。

さて、今回のインプロ部は7月13日(土)夜に本多公民館の講座室で行いました。
新年一発目のインプロ部以来、ちょうど半年ぶりの講座室でした。相変わらず机の移動が大変な場所です。

やったこと

1. 雨をよけろ Part 2

2. 声をあてるゲーム
椅子に座った人(回答者) の背中に向けて、残りのメンバーがひとりずつ声質を変えて「こんにちは」と呼びかけます。目的は回答者を「騙す」こと。回答者はそれが誰の声であるかを当てます。正解だった場合は、声を出した人は居残り。不正解だった場合は、回答者を「騙す」ことに成功したということで、1抜けです。この日は3人抜けた時点で回答者を交代する、というルールで行いました。
昨日分かったことですが、みんなは回答に困るととりあえず「もちお」と言う傾向があり、僕はほとんどの場合抜けられません。

3. ボイス・マスク
「声をあてるゲーム」の流れを受けて、声質を変えてシーンを演じるということを行いました。

4. シーンのはじめかた
シーンをはじめかたについて練習を行いました。
うつみくんから、2人で行うシーンのはじめかたとしてⅠ. 1人目が決める、Ⅱ. 2人目が決める、という2通りのはじめかたが提起されました。
1人目が決めるはじめ方として、今回はマイムを用いて場所を明確につくるというアプローチを試みました。
結果的に2人目が解釈的にそのマイムに意味づけを行うことでシーンが展開していくことから、ⅠとⅡの区別はあまりはっきりと生まれませんでした。
とは言え、1人目が「なにもせずに待つ」以外にどういったことが出来るのかということを考えるためのよい機会となりました。

5. プレイブック
たまたまもちおが持ってきていた村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』を用いて、シーンを行いました。

6. インプロバイズド・シェイクスピア
今回は日常的なシーンをシェイクスピア風の言い回しで行うということをやってみました。

7. 専門家ゲーム
インタビュアーが専門家に質問をして、専門家がそれに答えていくというゲームです。
このとき、インタビュアーは専門家の職業や能力と関係のありそうにない質問をします。専門家はそれを意味づけしながら、正当化(これを「ジャスティフィケイション」と言います) していきます。
何度も繰り返し行いながら、適当な質問の「攻め具合」を探りました。
また「専門家」という設定以外で、同様のシーンができるような関係や状況を検討しました。

8. まかない(15分のインプロショー)
前回同様、2チームに分かれて15分のショーを見せあうことをしました。ショーは1人が1アイデアを持っておいてそれを順番にやる、という形式で行いました。

ふりかえり

冒頭は声をテーマにシーンづくりに挑戦しました。ただし、あまり声を出せないといった会場の制約もあり、あまり十分に検討できたとは言えませんでした。
声とキャラクターについて考えるときに、声量は要素として重要であることを再確認しました。
これについては機会を改めて丁寧に検討しようということになりました。

また今回のインプロ部で印象的だったのは、ある人にとってこだわりのあるものほど舞台では扱いにくいということです。
(これについては記事を書いている段階でまだきちんと整理が出来ていません。メモ書き程度にご覧ください。)
例えば僕はプレイブックで演じたいくつかのシーンにとても違和感を覚えました。小説で行ったのがいけなかったのかも知れません。
とにかく僕にとって小説の言葉でシーンを演じることはとても不自由なことでした。
本来であれば台詞があることによって自由になるはずが、
むしろ台詞を扱うことへの違和感のほうが勝ってしまい、全く自由になれません。

専門家ゲームのときにけんもつやしゅうへいが感じていた「やりづらさ」もこれに通じるものがありそうです。
彼らは専門家ゲームを行った際に、それぞれが通じている領域について扱いました。
普段から自分が親しんでいる領域だけに、なかなか自由に発想するができません。
また自分が知っている「正しい知識」から離れてちぐはぐなことを言っている自分に対しても「なに言ってんだろう」というブレーキがかかります。
シーンのなかで提示されるものが必ずしも「正しい知識」である必要はない――言うなればこういうことなのでしょう。
頭では分かっていることでも、それを実践しようと思うと、なかなか苦労するものです。
今後の活動のなかで少しずつほぐしていこうと思います。

以上、もちおの活動報告でした。

もちお/ Mochi